世の中「神」がたくさんいる!
一人暮らしの次男は昨年からバイクでお寿司や丼ものの宅配のバイトをしています。
バイトという経験の中からいろいろ感じたことやおもしろ話などをたまに遊びに来た時に話してくれます。
その中で彼は、
「世の中クレーマーが多いと思っていたけれど、それ以上に『神』のような人がたくさんいる。」
と言うのです。
彼の言う「神」とは、
配達に行ってチップをくれる人のこと
らしい 。
彼曰く、
「気候の良い季節などは宅配の仕事もいいけれど、雨の降っている日や寒い時期は手袋をしていても手が真っ赤になってしまうほどキツイ」
のだそう。
そんな時に配達先のお客さんから
「寒い中、ありがとう。
おつりは取っておいて。」
とか、
「お疲れ様。」
とチップとしてお金を渡してくれる人もいて、そんな時はものすごく嬉しくなるのだそう。
「優しい人がいっぱいいる。」
とも話していた。
ハートが温かくなるお金の使い方
息子からのこの話は私にとってちょっとした衝撃だった。
私が出前を頼んだとしても、配達に来てくれる彼らの置かれている環境に
「大変だな。」
とは思ってもチップを渡すという発想がなかったから。
なんて無神経だったのでしょう。
その話を聞いて以来、ウーバーイーツでもピザでも宅配を頼んだ場合は必ず
「寒い中ありがとう。
温かいものでも飲んで。」
という言葉と一緒に500円玉を渡すようになった。
次男にも、
「ママも最近は出前を頼んだら500円渡すようにしているんだよ。
でも500円もらって嬉しいかな?」
と聞いてみたら、
「それ、すっごく嬉しいと思うよ!
だって500円て一食分になるからね。」
と言っていた。
そっか、
私たちからすると500円てコーヒー一杯分くらいの小さなお金のように感じるけれど、時給いくらで働く人でそれが生活費のすべてになる若い人にとっては大きなお金に感じるかもしれない。
私は500円を渡しているけれど、金額は100円、200円であっても受け取り側はその「気持ち」を受け取っているんでしょうね。
だから息子から
「優しい人がいっぱいいる。」
という言葉が出てくるんだと思う。
息子のバイトでの体験を通して、彼が世間から受けた愛や優しさを母親の私が別の形で
「ありがとう」
とお返しできていることを思うと、私自身のハートも温かくなるのです。
こういった循環ってステキじゃないですか?
息子のバイト先での体験は、
「ハートがほっこり温かくなるようなお金の循環のさせ方ってないかな?」
って常に私が考えるようになったきっかけになった出来事でした★
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