ストリートピアノで社会の縮図を見る

ストリートピアノ「ネピフユ」を楽しみました♪

「ネピフユ」に投げ銭しまくり(^^;

一昨日はYou Tube上でストリートピアノのピアニストたちのリレーによるライブ演奏「ネピフユ」がありました。

午前中から演奏はあったのですが、出かけていたので私は夕方のふみくんあたりから見始め最後の菊池亮太さんの0：30までしっかり観ました。

彼らの演奏に感動しちゃって

「いったい投げ銭いくらしたんだろう？」

っていうくらいした(^^;

私は普段アーティストさんのライブとかには行かない。

なぜなら大勢の人がいる場所は苦手な上に、会場での爆音は私にとって騒音でしかないから(^^;

だからたった一人で自分の聴きたい音量で聴けるYou Tubeでのライブ配信は大好き💓

自由で楽しいエネルギーは伝播する

You Tube上でのストリートピアノってここ一年半くらいで爆発的な人気になったようです。

私自身は昨年秋くらいに知って、

「こんな素晴らしい演奏が自宅で見れるってすごい時代になったな～」

とどんどんハマっていった。

ラフマニノフやリストなどの超絶技巧のクラシックだけじゃなくてポップスあり、アニソンあり、ジャズ風にアレンジしてくれたり、とにかく視聴者が楽しめるようにと工夫してくれている。

私が知っているストリートピアノで活躍している人は20～30代くらいまでの若い人たちですが、長年ピアノをやっている人たちからしたら彼らのピアノって邪道なのかもしれない。

でも私たち素人からしたらスタイルとか関係ないんですよね。
（私はピアノは赤いバイエルで挫折した素人です(^^;）

とにかく自由で楽しんでいるエネルギーをバンバン感じるから彼らの弾くピアノに魅了されるし投げ銭しちゃうんです 笑

「上手く弾こうじゃなくて、視聴者を楽しませよう！」

という純粋な気持ちが伝わってくるから、ありがとうのお返しとして

「私のお金が少しでも彼らの音楽活動に役立てれば」

で投げ銭する。

現に彼らはそういったお金で視聴者が少しでも良い環境で観れるようにとマイクやカメラを買ったり、機材を増やしたりしてくれている。
（これが循環）

今回の「ネピフユ」視聴者だって数千人から多い人では3万人いっていた（はらみちゃんとか）のでそれはそれは投げ銭の数がハンパないわけですよ(^^;)

そういった意味でもエネルギーって人を動かす力があるんですよね。

下克上ははじまっている

今活躍しているストリートピアノのピアニスト達も、数年前までは音楽で生活をしていくのは大変な人ばかりだったと思います。

それがYou Tubeという活躍の場を見つけて視聴者数を増やして広告収入を得て、You Tubeライブやって投げ銭もらって…

ストリートピアノから大きな会場で単独ライブをやれるようになった人もいる。

今や大御所と言われているピアニストよりもよっぽど稼いでいるんじゃないかな。

こんな時代が来るとは誰も想像できなかったですよね？

ストリートピアノ一つ取ってもこれだけ社会の縮図が見れるわけだから、これからの会社の在り方だってどんどん変わっていくはず。

これまでは会社に入ればヒエラルキー構造で若い人は立場からお給料まで常に弱い立ち位置に置かれていた。

上司に歯向かうことすらできず、やりたくないことも我慢してやるしかなかった。
（ま、それも自分が選択しているだけなんだけど）

でも今やYou Tubeで活躍してお金稼いで経済回している人は若い人ばかり。

すでに下克上がはじまって、ヒエラルキー構造は崩壊しはじめているんです。

私世代ってもっともっと頭を柔軟にして謙虚な姿勢を持って若い人に学ぶところは学んでいかないと取り残されていく時代になっているんですよね。

「これまで自分はこのやり方で頑張ってきたんだ！」

と我を通したり、権威やプライドばかり持っていても自由で楽しんでいる人のエネルギーには絶対に勝てないですからね。

これこそが「風」の時代のあり方なんですよね。