女性だからって誰もが子育てが好きなわけじゃない
結婚して子供ができて自分で気付いてしまったことがありました。
それは私は
「子育てが苦手だ」
ということ。
それまでの人生、未知のこともたくさん体験してきたけれど、大抵のことは、
「なんとかやれちゃうもんだな~」
と思ってきた。
だから、子育てもそんな感じでできちゃうものかな、と考えていたらとんでもなかった💦
私にとって子育てはハンパなくキツかった。
せっかちなので子供のペースに合わせたり待つことも苦手だったし、常に一緒にいなければならないのもツライ。
自分が興味ない遊びに付き合って遊んであげるのとか心が折れそうになってた、というか折れてた(-_-;)
子供繋がりでなければ絶対に友人にもならない人とも子供同士が仲良しだと交流しなければならなかった。
もうあげたらキリがないほど苦手なことがてんこ盛り。
誤解しないで欲しいのは、
「子育てが苦手=子供がキライ」
とかでは絶対ないんですよね。
自分の子供だから可愛いわけだし愛情もある。
これは子育て苦手な人でもみんなそうなはず。
子育てが苦手だと女性失格?
子育てが苦手、キライっていうと不思議なことに一気に
「母親としてダメな人間」
の烙印を押されたような気がしてしまうんです。
これも、
「母親が子育てをするのは当たり前」
という世間的な洗脳が前提にあるからだと思う。
よって
「子育て苦手=女性として失格」
のように感じて自信喪失したり罪悪感を感じている人って結構な数いるんじゃないかな?
それプラス、自分以外の世の中の母親が、素晴らしい子育てをしているように見えちゃったりしてますます落ち込む 笑
で、基本的に子育てに自信がないから、子育て得意で自信満々のママ友から
「いかに自分が子供思いの良いママか」
「いかに自分が子育てをうまくできているか」
ってことをアピールされたり、マウンティングされちゃうようなことが頻繁に起こるんですよね~(≧∇≦)
これって子育てあるあるじゃないですか?(^^;
一連の感情やら出来事は私もすべて味わったからすごくわかります。
これで悩んでいて苦しんでいる人ってかなりの数いると思いますが、
「子育て苦手=女性として失格」
って、すべて自分の思い込みなんです。
自分の思い込みに苦しんでいるだけ。
よくよく考えたらわかるのですが、子育てが苦手なのは算数が苦手というのと同じレベルなんです。
算数が苦手でできないからといって人間失格なんてことあり得ないですもんね。
子育て苦手な人は結構いる
私の場合は、ママ友にも
「子育て苦手」
ってこと公言しています。
公言しているから子育て苦手で好きじゃないっていう人が自然とまわりに集まってきますが、まだまだ
「隠れ子育て苦手ママ」
はいるはずです。
子育て苦手としている人って、私から見ても
「前世男性だったんだろうな」
とわかるほどさっぱりサバサバしている人が多いですね。
自分と共通する部分が多い人なので深い友達付き合いもできます。
今となっては過去の自分達が子育て苦手ゆえにやらかしちゃった話とかして爆笑してるけど、当時は彼女たちも全員、
「子育て苦手コンプレックス」
に苦しんでいましたからね。
社会に植え付けられた常識というものは怖いものです。
母親の役割のベストバランスを探る
私は基本的に
「苦手なものやキライなことはやらない」
と決めていますが、子育てばかりはそういう訳にはいきません。
なんたって生身の人間だし、赤ちゃんや幼児って大人が面倒みなくちゃいけない弱い存在ですものね。
先日の記事にも書いたように、苦手な「役割」に対してはどこまで自分が許容できるのかを探っていった方がいいでしょう。
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人はそれぞれの「役割」を演じている
目次1 人はそれぞれの「役割」を演じている2 自分にとってのベストバランスを探る3 人生を楽しむために生まれてきた 人はそれぞれの「役割」を演じている 人ってそれぞれ「役割」というものを演じていますが ...
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できないものに対しては人にお願いできるところはお願いし、お金でどうにかできることならお金を払って楽を取る。
これは、
「母親業をさぼって自分は自分で楽しみましょう!」
ということを推奨しているわけではありません。
母親業が楽しい人は大いに楽しんでいただいていいのですが、母親業が苦手な人にとっては一日のほとんどの時間をキライで苦手なことをしなければならないっていうのはある意味拷問に近いものがあるのです。
「精神を崩壊させながら自力で子育てするのは母親にとっても子供にとっても最悪な結果になるからそれを回避するためにベストバランスを探りましょう!」
と言っています。
「子育て苦手ママコミュニティー」は必要かも!
このように私のような子育て苦手人間が自分ができる許容範囲を探りながら子育てをしてきたわけであります。
今は二人の息子は成人しています。
「二人ともそれぞれ個性豊かに育った」
というところでしょうか(^^;
先日家族で食事に行った時の会話ですが、
「ママは得意なものもたくさんあるんだけど、子育ては唯一苦手だったんだよね~」
と冗談まじりに話すと、二人とも
「でしょうね」
でした(^^;
世間の母親と自分の母親の違いって彼らなりに気付いている。
どんな子育てであろうが、そういう親であることを承知で子供って生まれてきているからそれはそれで彼らの学びにして欲しいところですね。
今子育て真っただ中にいる人に伝えたいのは子育て苦手でも母親としての自信喪失と罪悪感は持つ必要がないということ。
子育て苦手というのは算数苦手と同じレベルのことで悪いことではありません。
ほんとにただ苦手なだけのこと。
私のように「子育て苦手」を公言して子育て苦手ママ仲間を作るとお互いの気持ちを支えあえるかもしれないです。
人にも言えなくて孤独に悩んでいる人には私の子育て苦手ママコミュニティーに入れてあげたいくらいだわ。
みんなそれぞれに子育て苦手爆笑エピソードは持っているから楽しいよ♪
今思いついたけど子育てが苦手な人しか入会できない
「子育て苦手ママコミュニティー」
っていいよね。
やりたいな~💓
まだまだ書きたいこともたくさんあるけれど、長くなるのでここまでとしますね♪
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